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名古屋高裁で画期的な違憲判決!(2008年4月17日)
2008年4月17日、名古屋高裁はイラクにおける航空自衛隊の空輸活動を憲法9条1項、イラク特措法に反し、違憲であるとする画期的判決を下した。
詳しくはこちらへ→http://www.haheisashidome.jp/hanketsu_kouso/
全国各地の「自衛隊イラク派兵差止訴訟」一覧(2008年4月現在)
イラクおよびその周辺地域への自衛隊「派兵差止」と、その行為が憲法および法律に反するとの「違憲確認」等を求めた訴訟は、全国11都道府県で計12となっています。原告は全国で約5,800名、弁護団は800名を超えています。
また、自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団は2005年3月26日~4月1日の8日間、ヨルダン・ハシミテ王国アンマンを訪れ、聴き取り調査等の『イラク実情調査』を行いました。
詳しくはこちらへ → http://www.hg-law.jp/iraq/activity_7.html
北海道
- 提訴日
- 2004年1月28日
- 原告数
- 33名(第一次~第二次原告合計)
- 備考
- 元郵政大臣・防衛政務次官の箕輪登さんが全国に先駆けて提訴。2005年3月に32名が追加提訴。病床から法廷へ出向く渾身の本人陳述も8回を数え、06年2月27日の命を削るような本人尋問が最後となりました。その3ヵ月後の5月14日、『何とかこの日本がいつまでも平和であって欲しい…それだけが本当に私の願いでした』との言葉を残して永眠されました。2007年9月まで計18回の口頭弁論を行い、2007年11月19日の判決では、『国の意見を代弁しただけの、司法判断を放棄した不当判決』を受ける。不当判決だとして原告全員で高裁に控訴。弁護団もさらに拡充をして係争中。
- 連絡先
- 自衛隊イラク派兵差止北海道訴訟
(URL: http://www.hg-law.jp/iraq/)
仙台
- 提訴日
- 2004年12月8日
- 原告数
- 3名
- 備考
- 2006年11月28日敗訴判決(派兵差止・違憲確認は却下、損害賠償請求は棄却)。同年12月8日控訴。控訴審では、情報保全隊の発覚資料に、原告の後藤氏が代表の団体が監視されていたとして、07年9月11日後藤氏の本人尋問があったが2007年10月26日結審された。2008年1月25日控訴審判決、地裁判決から後退~人間としての温かみに欠ける冷たい判決。
自衛隊がイラクへむけて派兵される壮行会へ自治体首長や議会議長が公費を使って参加していました。この公費支出が違憲違法であるとして住民訴訟(原告10名)を2005年2月28日提訴。08年2月には壮行会に出席した者の証人尋問もあり、現在も係争中。
陸上自衛隊情報保全隊による監視活動の差止めと損害賠償を求める裁判を原告3名と対象となった集会に参加していた、小野寺弁護士も加わり4名で2007年10月5日提訴しました。第2次提訴も準備中。
- 連絡先
- 自衛隊イラク派遣違憲仙台訴訟
(URL: http://www2.gol.com/users/sogo/iraq/)
栃木
- 提訴日
- 2004年12月14日
- 原告数
- 47名
- 備考
- 2006年6月1日結審。同年8月10日敗訴判決(派兵差止・違憲確認は却下、損害賠償請求は棄却)。控訴審するも2007年2月15日に敗訴判決。最高裁に上告したものの20007年6月12日上告棄却の判決を受けました。『子どもや孫への「じいちゃん」の歴史だと考え、今後も憲法を生かすささやかな運動に頑張ります。』
- 連絡先
- イラク派兵違憲訴訟の会・栃木
(URL: http://www.iken-tochigi.jp/)
東京
- 提訴日
- 2004年3月~7月
- 原告数
- 本人訴訟 約100名(事件数約100件、13の係属部で口頭弁論を展開)
- 備考
- 「本人訴訟」による一日一提訴を目指した「リレー提訴」。主権の行使を司法の場で行うことおよび自衛隊の「海外派兵」について一人でも多くの裁判官に「憲法違反」の判断させることが狙い。一部は控訴、上告したがすべて終結している。
法廷闘争は終わっても、「闘いの終わりは新しい闘いの始まり」。がんばろう!
- 連絡先
- イラク派兵違憲訴訟の会・東京
(URL: http://comcom.jca.apc.org/iken_tokyo/)
山梨
- 提訴日
- 2004年8月6日
- 原告数
- 265名
- 備考
- 2005年10月25日に敗訴判決(派兵差止・違憲確認は却下、損害賠償請求は棄却)あえて控訴せず、『この繋がりを大事にして、新たな人たちにも呼びかけて平和への結集につなげたい』。裁判を中心とした活動は終わったが、「否戦・平和を紡ぐ」運動を地域で地道に活発に展開している。
- 連絡先
- 「派兵は決定的違憲」市民訴訟の会・山梨
(URL: http://www.age.ac/~iken_y/)
静岡
- 提訴日
- 2004年5月26日
- 原告数
- 251名(第一次~第二次原告合計)
- 備考
- 原告251名全員が陳述書を提出する力強い運動を繰りひろげたが2006年6月9日に敗訴判決(派兵差止・違憲確認は却下、損害賠償請求は棄却)。
2006年6月23日控訴人152名で控訴。2007年1月31日に判決。
2007年2月13日137名で最高裁に上告するも2007年6月22日上告棄却。
「9条を世界へ!平和市民ネットワーク」という会を発足させ運動を継続している。
- 連絡先
- イラク自衛隊派兵違憲裁判の会
(URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/3959/haheiikensosyou1.htm)
名古屋
- 提訴日
- 2004年2月23日
- 原告数
- 3,268名(第一次~第七次原告合計)
- 備考
- 全国47都道府県、海外居住者もふくめ原告3,000名を超える最大規模の訴訟。関連の裁判を含め、計5つの訴訟が同時進行したこともあった。
2006年4月14日敗訴判決(派兵差止・違憲確認は却下、損害賠償請求は棄却)。 2006年4月28日 1114名で控訴。その後判決のあった6次訴訟と天木直人さんを含めて控訴人は計1,123名となる。
2008年4月17日 判決。イラク派兵は憲法9条に違反する。平和的生存権は全ての基本的人権の基礎にあってその享有を可能ならしめる基底的権利であるとする、歴史的・画期的勝利判決を得る。
2007年3月23日の7次訴訟の判決で、田近裁判長は平和的生存権を全ての人権の基礎にあり、その享有を可能にする「基底的権利」だとし、「憲法九条に違反する国の行為によって生活の平穏が害された場合」という緩やかな要件を示し、広く憲法9条違反の訴えが民事裁判の土俵に載ることを認めた画期的な判決を申し渡しました。控訴はせず確定判決となりました。この「田近判決」は大きな評価を得ています。
- 連絡先
- 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会
(URL: http://www.haheisashidome.jp/)
京都
- 提訴日
- 2005年3月22日
- 原告数
- 362名(第一次~第三次原告合計)
- 備考
- 2006年11月の第9回口頭弁論で結審。2007年3月23日判決
2007年4月6日281名で控訴。
2008年2月18日控訴審判決。「平和を求める良心」が、憲法によって保障されていることについて、認める判断をした。
- 連絡先
- やめて!イラク派兵・京都訴訟の会
(参考URL: http://www.k-fusyoku.jp/news/saporter.htm)
大阪 (1)
- 提訴日
- 2004年4月30日
- 原告数
- 1,045名(第一次~第四次原告合計)
- 備考
- 故小田実さんが原告団長。バグダッド在住のイラク人1名も原告となっている。
2006年7月20日敗訴判決(違憲確認は却下、派兵差止・損害賠償請求は棄却)。
2006年8月3日447名で控訴。2007年12月26日に判決。派兵差止請求を棄却した一審判決を取り消し、訴えそのものを却下とした不当判決。これまで闘ってきた成果、判決の結論ではなく中味の部分でむしろ確信を持って、今後もこういう運動を広げていくということで、あえて最高裁に上告はしないということになりました。「イラクの平和と護憲のための連絡会」として、これからの連絡先と未来への発信基地を辻弁護団長の事務所に置くこととした。
- 連絡先
- イラク派兵差止裁判をすすめる会
(URL: http://www15.ocn.ne.jp/~j-stop/)
大阪 (2)
- 提訴日
- 2004年7月28日
- 原告数
- 36名(本人訴訟)
- 備考
- 弁護士をたてない本人訴訟で、自衛隊のイラク派兵に掛かる国費の支出を差し止める訴えをしたが、2005年9月8日敗訴判決(国費支出差止請求は却下、損害賠償請求は棄却)。控訴審(控訴人33名)も2006年6月29日敗訴判決となる。
『上告は断念しましたが、この反動判決を認めたわけではありません。イラク派兵は憲法違反。完全撤退を求めて、全国の訴訟団とともに闘う所存です。』
- 連絡先
- イラク派兵費用差止め関西本人訴訟の会
(URL: http://www.hige-toda.com/____1/index_iraku.htm)
岡山
- 提訴日
- 2005年1月26日
- 原告数
- 256名(第一次~第三次原告合計)
- 備考
- 「違憲はいけん! 違憲はおえん!」の呼びかけで、第一次と二次を合わせた訴訟と第三次原告の二つの訴訟。裁判官の交代などで現在も係争中。6月17日には三次訴訟で証人尋問がおこなわれる(西谷和文さん、山田朗さん)。
- 連絡先
- 自衛隊イラク派兵差止訴訟おかやまの会
(URL: http://www.geocities.jp/iraqoka/index.html)
熊本
- 提訴日
- 2005年3月18日~
- 原告数
- 75名(第一次~第二次原告合計)
- 備考
- 「この無法から眼を離すことはできない」との呼びかけで集まった46名で第1次提訴。2008年2月29日判決。小泉首相の靖国参拝を「裁判所が違憲性の判断を回避すれば、今後も同様の行為が繰り返される可能性が高い」として憲法違反とした亀川裁判長でしたが、「争訟性がない」「不適法」とされた。
2008年3月13日 45名で控訴。
- 連絡先
- 自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本
(URL: http://www.sensohoki.jp/haheiiken-k/)
















